【リズアコ リサーチチーム結成】第1弾しながわ水族館

弊社タレントやスタッフ、講師がリズアコリサーチチームとなり、しながわ水族館の検証を行いました!

「リズアコ リサーチチーム」とは?

 

障がいのある当事者やキッズが施設に出向き、どのような配慮があると良いのかなど合理的配慮が必要なポイントを検証していくチームです。

2024年4月1日に障害者差別解消法が改正され、「合理的配慮」の提供が義務化となりました。
※合理的配慮とは、共生社会の実現に向けて社会的なバリアを取り除くために必要かつ合理的な配慮を講ずること。

しかし、合理的配慮と言われても実際にどのような配慮が必要なのか分からない事業者様も多いかと思います。

そこで、弊社の「リズアコ リサーチチーム」の出番!

「リズアコ」とは・・・?

リズアコとは、合理的配慮のこと!
英語で「リーズナブル・アコモデーション」と言いますが、少し覚えにくいので弊社ではリズアコと呼んでおります!


今後、障がいのある当事者やキッズが、リズアコリサーチチームとなり、どのような合理的配慮が必要なのかさまざまなところに出向いて検証していきます!

第1弾 しながわ水族館を検証!

第1弾として「しながわ水族館」へ検証しにいきました!
水槽の魚の鑑賞や大迫力のイルカショーなど、大人からキッズタレントまで楽しみながら検証を行いました。
視覚障がいのあるタレントはスマートフォンで水槽の魚を拡大して鑑賞を楽しむ様子も…。

それでは、以下検証の内容です!

参加メンバー

・「やまもとくにひろ」
先天性右腕前腕欠損→義手

・「江夏明希」
線維筋痛症→杖使用

・「鈴美」
軽度のてんかん、線維筋痛症→補聴器使用

・「かたのめい」
左目の眼球破裂による視覚障がい

・「金子夢歩」
線維筋痛症やメニエール病によって上肢・下肢機能障がい、
重度感音性難聴、弱視→補聴器、白状使用

‪・「菰渕大城」
レーベル遺伝性視神経症による視力障がい→白状使用

・「Shione」
ダウン症候群

・CE生「三好未来」
脳性まひ→車椅子

・CE生「ミッチェル 碧晏 カナン」
ダウン症候群

・「社長、酒井千佳講師、看護師スタッフ」

検証ポイント

・音響
・照明
・段差
・案内標識
・エレベーターの設置
・スタッフサービス
など、さまざまな角度から検証しました!

検証結果

参加したメンバーからは下記のような意見が出ました!

  • イルカショーを見る時、車椅子スペースがあって嬉しかった。
  • 室内からショーを見る際、スピーカーが近くにあったことでショーの音声が聞き取りやすかった。
  • 館内のあらゆる場所に手すりが取り付けられていた。
  • 点字ブロックが無いところが多かった。
  • 館内が薄暗く、段差に気が付きにくかった。


などなど…他にもたくさんの意見が出ました!



リズアコ リサーチチームの検証結果を通して、合理的配慮をご提供いただける事業者様が少しでも増えることを願っております。

今後もさまざまな場所へ検証しにいくので情報を見逃さないよう、弊社HPやSNSを要チェックです。